- 2009年4月 6日 11:32
- 政治
5日、「人工衛星」名目による長距離弾道ミサイルを発射し、世界を挑発した北朝鮮。拉致問題での解決に背を向けたまま核、ミサイル開発を進める暴挙に、拉致被害者の家族会などは、緊急声明を発表。家族からは「強い怒りを覚える」「拉致問題の解決が遠のく」と非難の声を上がった。
家族会代表、飯塚繁雄さん(70)は「けしからん行動で、怒りの気持ちでいっぱいだ。今回のことで各国が相当強い制裁をしないと北朝鮮のやり放題になる。拉致問題も向こうのペースに飲まれ、解決が後回しになる恐れもある」と懸念を示した。
家族会事務局長、増元照明さん(53)も「北朝鮮にこんなことを許したのは、国際社会が甘かったからではないか。発射を踏まえて各国は北朝鮮を非難し、罰していかなければならない」と話し、国際的な制裁の必要性を訴えた。
また、家族会と支援組織「救う会」、超党派の国会議員でつくる「議連」は同日、ミサイル発射に対する緊急声明を発表。
「わが国は北朝鮮に対する制裁措置の強化に踏み切るべきだ」としたうえで、日本政府に対し、追加制裁の発動理由に拉致問題での北朝鮮の不誠実な対応を加えることや、国連安全保障理事会で検討される対北朝鮮決議に「拉致問題」の文言が入るよう努力することを求めた。
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