- 2009年1月19日 13:07
- 国会
参院予算委員会は19日午前、麻生太郎首相と全閣僚が出席し、2兆円規模の定額給付金を盛り込んだ平成20年度第2次補正予算案と、給付金部分を削除した民主党など野党3党の修正案の質疑に入った。民主党の審議拒否で14日から空転していた国会は6日ぶりに正常化した。
質疑に先立ち中川昭一財務相が提案理由の説明を行った。野党3党は修正案を提出したうえで、福山哲郎氏(民主)が「給付金は天下の愚策だ。バラマキは認められない。政府・与党が修正案に応じれば給付金を除く他の政策の協力は惜しまない」と提案理由を説明した。
首相は質疑で、20日に発足するオバマ次期米政権について「新政権とも同盟の強化ははっきりしている。きちんと作り上げていくことが日米双方の国益に資する」と強調した。
23年度からの消費税率を引き上げるとした政府方針に関しては「経済状況が好転した段階で、社会保障費を安定したものにするために、中福祉をするのであれば中負担をお願いしたい」と述べ、景気回復が前提との考えを示した。いずれも椎名一保氏(自民)への答弁。
午後は峰崎直樹、蓮舫両氏(ともに民主)が質問に立ち、首相に給付金の撤回を求める。
与党は23日の本会議で2次補正案と関連法案を一括して採決し、成立させたい意向だが、参院の多数を占める野党側は抵抗する構えをみせている。
国会は与党が衆院で13日に2次補正と関連法案を可決し、参院に送付したことに野党が反発していた。
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